第13回寺子屋サルーンを開催しました(平成29年6月25日)

6月25日(日)に交流サルーンいばらきにおいて,第13回寺子屋サルーン「企画とPR わたしの活動で考えてみよう!」を開催しました。
メインスピーカーは,茨城県出身の女性を応援するマガジン「茨女」代表兼編集長の川井 真裕美さんでした。

今回は,イベントを企画しても参加者が集まらない,いつも同じような内容になってしまう…という,地域活動で起こる悩みを解決する為,
「茨女」の活動事例を通してヒントや解決策を学び,参加者の皆さんの日頃の活動に活かすという目的で開催しました。

前半は,講師の自己紹介から始まり,講師が一人の茨城県出身女性として社会に出て働き,経験したことや感じたことによって「茨女」を誕生させたきっかけ,
現在の「茨女」の活動成果について,これからは更に若い世代へ引き継いでいきたい,という今後の展望についてのお話がありました。
講師の得意とする手書きのイラストを用いたヒストリーも語られ,会場の雰囲気も和み,参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。

後半は,参加者が3〜5名ずつのグループに分かれ,グループワークを行いました。
まず,各自で「自分の活動で考えてみよう」というワークシートの記入を行い,グループ内で自己紹介,ワークシート記入内容の発表,
自分自身の日頃の活動について話し合い,意見交換が行われました。

その後,グループの中の一人の活動について,企画内容とPR方法をグループのメンバー全員で考え,模造紙にまとめるワークを行いました。

その後,グループごとに模造紙にまとめた内容を全体発表しました。
子育て支援系、環境保全系など、様々なジャンルの地域活動についての発表が行われ,他のグループからは多くの質問やアドバイスが寄せられ,会場全体で活発な意見交換を行いました。

様々な年代の参加者が集まる寺子屋サルーンらしく,子育てを終えた世代が子育て真っ最中の世代にアドバイスを送る姿も見られました。
中には,「立ち上げたばかりの団体なのでまだ団体名すら決まっていなかったが,今日,グループの皆さんの意見によって団体名を決めることができた」という発表もあり,
有意義なグループワークになった様子でした。

今回は初めての参加者が多く,「普段知り合えない世代と繋がりを作れた」という声が多く聞かれました。
日頃,地域活動に励んでいる皆さんにとって,新しい繋がりが生まれるきっかけとなった一日でした。