ふるさと自慢

 

「西蓮寺」

西暦782年、桓武天皇勅願によって最澄の高弟である最仙上人が西蓮寺(天台宗)を開いた。

現在に伝わる大銀杏は、最仙上人お手植えと伝り、1000年以上の樹齢を超える。黄葉時には境内一面が黄金色に染まり訪れる人を魅了する。

西蓮寺には源義家に纏わる悲劇がある。義家に家族を皆殺しにされた長者の娘がその供養のために大金を寄進し、延暦寺から譲りうけた常行三昧会は、宗派を問わず新仏を供養する日本で唯一の行である。

また、元寇の役の戦勝記念に建立された相輪塔は、全国で現存する三塔の一つで山門と共に重要文化財である。

アクセス
Information
「西蓮寺」
行方市西蓮寺504

推薦者:
なめがたネットワーク連絡協議会
会長 菅谷 京子