ふるさと自慢

ほしいも生産高No1の裏には


 ほしいもの生産高は,茨城県が日本一です。中でも,ひたちなか市がシェア率№1を誇ります。
ほしいもは明治時代末期に,那珂湊地区(現・ひたちなか市)で農業や漁業の副業として行われていた甘藷(かんしょ)の切干製造が「ほしいも」の基礎と言われています。
 これを組織的に普及,増産しようと動いたのが大和田熊太郎氏で,県外へ視察に行ったり,講師を呼んで勉強会を開いたりとほしいもの普及に努めました。
また,白戸松吉氏はさつまいもの神様と呼ばれ,ほしいもの増産,開発の研究に没頭し,生涯をさつまいもに捧げました。
 この二人の功労により,現在のひたちなか市のほしいもシェア率№1の地位が築かれました。

 

これからもほしいも日本一を目指して


ひたちなか市のほしいもの原料となるさつまいもの品種は「たまゆたか」と「べにはるか」が主となっています。甘味や食感に優れ,人気商品になっています。
 ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会では,「ほしいも品評会」を開催しており,味・見た目・食感の3項目について,官能審査・消費者投票により審査を行い,年1回,金賞以下各賞を発表しています。ほしいもの品質や知名度の向上,生産者の技術を高めるため,日々精進しています。
 ほしいもは栄養価が高く,健康自然食品です。ぜひ ひたちなか市のほしいもを食べてみて下さい。

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「茨城の名産 ひたちなか市のほしいも」

推薦者:ひたちなか市ネットワーカー連絡協議会 会長 飯村 歳永