地域のイメージアップを目指して
巨大なダイダラボウ像が目印の大串貝塚ふれあい公園で、毎年11月の第2日曜日に開催されているのが、「風土記の丘ふるさとまつり」です。
別名「ダイダラボウまつり」として親しまれ、地域を盛り上げています。
この祭りは、平成3年、大串貝塚ふれあい公園が完成したのを機に、国指定史跡「大串貝塚」を生かした地域のイメージアップを目的として始まりました。
祭りの運営は、行政、教育委員会、大串貝塚塾、出店団体等で組織された実行委員会が行っています。
実行委員会のメンバーである大串貝塚塾とは、水戸市埋蔵文化財センターで開かれている生涯学習講座で、歴史講座や史跡・博物館巡り等を通して知識の幅を拡げた受講生達が、祭り成功のために力を合わせて頑張っています。ネットワーカーの飛田さん、宮本さんも実行委員会のメンバーとして活躍中です。
ため池再生への道
祭りの内容は、とてもユニークで、特設ステージでは「縄文人でショー」が行われます。
ショーの参加者は、約50名で、市内の小中学生、大串貝塚塾のメンバーらが古代人に扮して行進します。
衣装からアクセサリーまで、全て手作りで、古代にタイムスリップしたかのようなその光景は、大勢の観客を楽しませてくれます。
平成24年の祭りでは、縄文人ファッションに身を包んだ「水戸ご当地アイドル(仮)」が登場し、会場を一層盛り上げました。
ネットワーカーの皆さんは、「縄文人に扮するために、広告紙でアクセサリーを作る等、みんな競って楽しんでいます。」と語ります。
そのほか、茨城県指定無形民俗文化財である「大野みろくばやし」と「大串ささらばやし」の公演も行われます。
イベント広場では、勾玉作り体験教室、金魚すくい、竹細工コーナー等約20店が出展し、フリーマーケットも開催されます。
是非一度、ダイダラボウが見守る中行われる縄文人ファッションショーを見に、祭りにお越しください!
推薦者:水戸市ネットワーカー連絡協議会 会長 郡司敏枝