ふるさと自慢

内原地区のシンボル かたくりの花

水戸市西部にある旧内原町には,修復された古墳が残る「くれふしの里古墳公園」や国指定文化財の古民家「中崎家住宅」などがあり,古代の文化から江戸時代の農家の姿を今に伝える地域です。

このような地域で,4月上旬にかれんな花を咲かせる「カタクリ」は,有賀神社北部の山林2,000㎡に群生地があります。この群生地を,地元の人たちが毎月清掃をするなど環境を整備し大切に保護しています。
昭和55年に町の花,昭和56年には内原町の文化財に指定され(現在水戸市の文化財),町のシンボルとして定着し,現在は,「かたくりの里公園」として整備されています。桜の花と共に咲く4月には,「かたくりまつり」が行われ,花を愛でる多くの人たちが町内外から訪れます。

 

紹介者からひとこと

カタクリの花は,自然環境が整わないと群生しないそうです。この花を町のシンボルとして,地域の人たちが毎月集い,下草の刈り取りや駐車場の清掃をして,常に気持ちよく過ごせるように手入れをしています。 花が咲く4月上旬~中旬にかけては,かたくりまつりが行われます。屋台などが出て地元特産品や農産物が販売され,花を楽しむ人々が絆を深め,土・日には多くの人々でにぎわいます。周辺には,有賀神社や舟塚古墳があり,徒歩で楽しく散策できます 。

アクセス
Information
「かたくりの里公園」
水戸市有賀町2053-2
見頃の時季:4月上旬~中旬

推薦者:水戸市ネットワーカー連絡協議会
会長 郡司 敏枝