世界初の移動入浴車を開発した、(株)デベロに訪問取材

 チャレいばレターVol.11に掲載するため、5月23日(月)に創業53年の(株)デベロの代表取締役社長の浅野さんと、執行役員総務・経理部長の吉馴さんにお話を伺いました。

 本社は、水戸市酒門町の50号バイパスからも、6号国道からもわずか約400mという利便性の高い場所に位置しています。
 主な事業は、移動入浴車の開発・製造や販売、入浴福祉従事者の研修や調査研究です。寝たきりの方でも入浴が可能な移動入浴車ですが、なんと、世界で初めて開発したというから驚きです。

 現在は、IT技術の導入に力を入れています。移動入浴車に複数のセンサーを付け、稼働数とメンテナンスの関係についての情報収集・調査を開始。効率よくメンテナンスを行うことができ、利用者へのサービス向上につながることが期待されます。

 また、ウェアラブル端末を装着し入浴することで、入浴中の状態(リラックス状態)をデータとして可視化。意思疎通が困難な利用者にも、より快適なサービスの提供が可能に。利用者の喜びを介護者が共有できるようになり、介護をする上でのモチベーションアップにもつながっています。

 浅野さんの、(入浴を通して)世の中に幸せを届けたいという熱い想いが、入浴介護する側、介護される側、開発・製造者側にも、喜びとなり連鎖していくのではないでしょうか。 

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 チャレいばレター11号