1月17日(土)に交流サルーンいばらきにおいて,第7回寺子屋サルーン「活動を生き生きと続けていくために〜認定NPO法人水戸子どもの劇場の事例から〜」を開催しました。
メインスピーカーは横須賀聡子さん
モチベーションを確認するワークを行いました。「活動をしていて自分の良いところ」これがモチベーションになるそうです。
人のモチベーションを支えているのは,「だれかの役に立ちたい,認められたい」という気持ち。
それは,人間だれもが持って生まれてきたものだそうです。
リーダーが何でも完璧にこなしてしまうスーパーマンだとほかのメンバーの存在価値が薄まってしまう。
リーダーがスーパーマンでなければ,メンバーも,つい助けたくなるし,助けるハードルも低くなる。
リーダーは自分で何とかしようとするのをやめて頼ること。
活動参加者を増やすのはモチベーションを上げつつ人を巻き込んでいく。
頼み頼まれを繰り返すなか,参加のステップをつくること。
ちょっとしたお手伝い→決定の場に参加してもらうという具合に。
活動や団体が長く生き生きと活動を進めていくために必要なこととして,組織の目的や終着点のイメージを共有すること。
「誰のために」「何のために」「何を」「どうしたいのか」結果,目的は達成されたのか。
問題があるから真剣になる。問題の存在が次のステップにつながる。
などなど,水戸こどもの劇場での経験談を交えながらユーモアたっぷりにお話しくださいました。
また,講話のあとは,次年度に向けて,寺子屋サルーンでやりたいことや学びたいテーマのアイデア出しをしました。
横須賀さんが講話の中で紹介してくれた地域活性化の一つの手法である「コミュニティワークの勉強会」や,「寺子屋サルーンに関わった県内NPO・地域活動のマップ作り」,「三の丸ナイトウォーク」というおもしろアイデアも出ました。
今年度の寺子屋サルーンの活動は修了いたしました。たくさんの学びの会がありました。
これまでメインスピーカーを務めていただいた皆さん,参加者の皆さんお疲れ様でした。
次年度の寺子屋がどうなっていくか楽しみです。