ふるさと自慢



私が自慢したい、郷土の味は「水戸の梅ようかん」です。長方形のほか、最近では、片手で食べられるものも売り出されています。
でも、水戸の梅ようかんと言えば、甘い求肥でクリーミーな白餡をまとめ、甘酸っぱく漬け込んだ赤紫蘇でくるんだおなじみの「水戸の梅」を思い浮かべます。
私が忘れられない思い出は、桜屋という製餡所の黒餡を使用して、井筒亦(いづまた)と言う菓子店で作られたもので、その優しく香り豊かな味は、今でも、ハッキリと記憶に残っています。残念ながら、両方の製作所とも現存せず、まぼろしの名菓となってしまいました。想えば、私の結婚式の引出物としても使用しました。
今でも、水戸の梅ようかんをほおばるたびに、甘酸っぱい記憶があふれて来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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推薦者:県民活動推進員 髙橋 正道