「こども食堂たんぽぽ」の取材に行ってきました!

チャレいばレターVOL.12に掲載するため、8月18日(木)に「こども食堂たんぽぽ」の取材に行ってきました。

「こども食堂たんぽぽ」は、毎月第1、3木曜日に笠間市市民交流センターともべ「Tomoa」を利用し、11名のメンバーがお弁当約240食を作り16時30分から販売(200円)しています。

手作りの旗が活動日の目印です。

コロナ前は、誰もが気軽に利用できる居場所として約100食を提供していましたが、コロナ禍で居場所の提供が出来なくなり、やむをえず活動休止に追い込まれました。

活動休止の期間が長いと、築き上げた関係が崩れてコロナが終息した後に再開できなくなるという考えもあり、自分たちが出来る形での活動を始めようとテイクアウト弁当での提供に変えて活動を再開しました。

最初は、お弁当180食の提供からスタート!しかし、想像以上に需要があり30分ほどで販売終了となることも。購入出来ずガッカリして帰る方々の姿を見て、販売数を10食ずつ増やしていき…、今では約240食。もっと増やしたい気持ちもありますが、限られたメンバーで活動を行っているため現時点ではこれが限界。代表の原田さんは、活動を続けることを目標に頑張りたいと話されていました。

ちなみにこの日のメニューは、

✿白米
✿とんかつ
✿かぼちゃの煮物
✿煮卵
✿茄子とピーマンの甘味噌和え
✿ナムル
✿ブルーベリー入り牛乳寒天

メニューが決定したら、近くのスーパーに買い出しです。あまりにも大量に購入するため、お店の方と顔馴染みに。お店の店員さんに、「たんぽぽさんのお弁当って美味しいのよね。」と言われたこともあるそう。

実際にお弁当を購入された方々にインタビューしてみると、「優しい味付けで美味しい!」「普段野菜を食べない子どもが、美味しいと言って野菜をパクパク食べてくれる。」「開始当初から毎回利用しています。」「色々なメニューが出るので飽きない。」「気になったレシピを聞いたりする。」などなど、皆さんに愛されていることがよくわかります。

時間に追われながらのお弁当作りを終え、少しほっとするメンバーたち。そして、すぐに販売の時間です。たんぽぽの皆さんは、来てくれた方々に積極的な声かけを行っています。

販売と並行して片づけを行い、長い長い1日の活動を締めくくります。

 

??素朴な疑問??

Q:メニューはどうやって決めているの?

A:あらかじめ主菜だけを決めておき、必要な肉や魚は業者に発注しています。米や野菜は、知り合いの方々からの寄付で賄っているため、集まった当日の食材を確認して皆で決めています。ポンポンと意見が出て来て、すぐに決まります。

旬の野菜を使用しているので季節感のある料理はもちろん、季節の行事も意識しながら作っています。春は筍ご飯、秋は栗ご飯やお月見メニューなど。