かすみがうら市でブルーベリーのフードロス削減プロジェクトにチャレンジ!

ブルーベリー農園のフードロスを削減するため、筑波大学ADP、かすみがうら市、(株)サザコーヒー(株)八芳園、茨城県環境政策課、チャレンジいばらき県民運動の産学官連携で「大学生による未収穫果樹の収穫体験・活用検討」プロジェクトを展開しています。

これまでに3回、かすみがうら市の「坂農苑」において、ブルーベリーの収穫体験が行われ、悪天候によるトラブルもありながら約90Kgを収穫しました。

今後筑波大学生により商品化に向けたアイデアコンテストなどが開催され、サザコーヒー、八芳園で製品化し、販売される予定です。


8月25日の3回目の収穫体験は、筑波大学、八芳園やサザコーヒーから30名程度が参加し作業を行いました。

坂農苑は、6.5ヘクタールに130種類、1万2千株のブルーベリーを栽培するかすみがうら市でも有数のブルーベリー農園です。
毎年30トンのうち10トン程度摘み取りが間に合わず自然落下するなどし、未収穫のまま廃棄されてしまっているそうです。
この収穫できず廃棄されてしまうブルーベリーの収穫を学生が手伝いながら商品化するなどし、新たな活用方法を見つけ「食品ロス」削減につなげようというのが今回のプロジェクトの目的です。

大きくて、きれいな粒をひとつずつ丁寧に摘み取っていきます。

カゴいっぱい摘んでおおよそ1~1.2㎏。強い日差しの中、なかなか根気のいる作業です。

この日は1時間で約50㎏を収穫しました。

収穫したブルーベリーは、この後坂農苑の従業員の皆さんがひとつずつ手作業で選別。プロジェクトに使う分は冷凍保存しておきます。


収穫後、暑い中頑張ってくれた学生のために、坂農苑さんから嬉しい差し入れが。
サザコーヒーさんからはアイスコーヒーをいただき、木陰でひとやすみしながらアイデアコンテストに向け、参加者同士意見交換などする姿も見られました。

 

坂農園のみなさん、いろいろとご協力いただき本当にありがとうございました。

今後ブルーベリーがどのように活用されるのか楽しみです!

 


【メディア掲載】

■2022/8/22 茨城新聞

「茨城・かすみがうら市 未収穫果実で新商品 生産者や大学と連携」

https://news.yahoo.co.jp/articles/38067e9a3a12362743c8a91e0f3c23e3e40bdee3

■2022/8/24 茨城放送

「フードロス削減プロジェクト かすみがうら ブルーベリー農園 筑波大の学生ら」

https://lucky-ibaraki.com/news/163794/


【外部リンク】

■坂農苑

http://sakanouen.com/

■筑波大学ADP

https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~adp/