こんにちは! 広報紙「ちゃれいばレター」を作っている中の人です。
取材先で色々なお話をお聞きしたのですが、広報紙では書ききれないことが多くあってモヤモヤしていたんです。
これからそんなことについて書いていきたいと思います。
伝えきれるかちょっと不安ですが頑張って書いていきますので、お時間がありましたら気軽に読んでもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
シリーズ ちゃれいばレターに書ききれなかったこと
第一回 「みんなで食材をわけっこ」
かなり前になってしまうのですが9月18日に広報紙「ちゃれいばレターvol.6」にNPO法人セカンドリーグ茨城さんが行っている「わけっこ」というイベントを取材させていただきました。
「わけっこ」とは
農業、漁業などの生産者さんや小売業の方々などからいただいた食材を分け合って、足りないことや余ることを防ぐためのイベントです。
取材の際は野菜メインでしたが、お米や鮮魚、賞味期限の関係で販売に適さない食材を持ち込んでいただけることもあるそうです。
以前、ゼリーをたくさんもらってわけっこしたら、子ども食堂に来たお子さんたちがとても喜んでくれたそうですよ。
ロビーに食材をおいて、子ども食堂などの団体さんにわけっこするスタイルで、事前に団体ごとに食材分配を決めて偏りが生まれないようにしているそうです。
「これも持ってっていいの?」「持ってっていいよ」のように声を掛け合って確認していく姿や混雑しないように調整しているのか入れ替わりいろんな方が取りに来る姿はまるで市場のようでした。
空気の通り道を作り、常時換気をしたり、しっかりと感染対策もおこなっていて安心です。
「わけっこ」を行うことによって食材が確保できない団体を支援したり、食材を融通し無駄なく不足なく調整したり、生産者の方の想いを伝えたり、いろいろな食材や食文化を触れてもらう食育をしながら、安心して暮らせるよう社会になることを目指しているそうです。
安心して暮らせる社会を目指して!!
冷蔵冷凍設備を導入して冷蔵や冷凍が必要な食品も扱えるようにしたり、野菜乾燥機を導入して切り干し大根を作ったり、食べやすいように大学芋スティックを作ったり食べやすいように工夫したりしているそうです。
様々な食材を活用しているので、どんな食材でもどんどん欲しいとおっしゃっていました。
特に切り干し大根なんかはいっけん古い食材と感じがちですが、温故知新なのか若い奥様方が触れたことがないため、とても新鮮な食材としてとても喜ばれているそうです。
食材を通して新しい交流が始まりそうでワクワクしますね。
調達力、広報力、ネットワーク力が大切とおっしゃっていて食材がないと始まらないことなので提供して下さる方々にはとても感謝なさっているそうです。
子ども食堂を支援するだけでもすごいのに、教育、各団体さんのつながりを強くする大切な取り組みをなさってて素晴らしいなと思いました。
ありがとうの輪が広がっていくといいなと思いました。