昨年度実施した「コミュニティワーク実践講座」の受講修了者向けフォローアップを19日(土)に実施しました。
今回,第1回目となるフォローアップ講座は,オンラインで開催され,受講修了者6名が参加。
大学教員・臨床心理士の武田信子さんを講師(ファシリテーター)に,厚生労働省の通知「地域共生社会の実現に向けた地域福祉の推進について」(平成29年)をもとに,地域福祉のあり方やコミュニティワークに求められることについて理解を深めました。
参加者は,言葉や,文章の意図についてわかりにくい部分などを調べあったり,文章の内容を自分の身近なことに置き換えて発表したりと,にぎやかに,リラックスした様子で会話を楽しんでいました。
また,現在,それぞれが実践する取り組み,(コロナ禍における)現状,課題などを紹介し,今後コミュニティワークの手法をどう生かすかについて,お互いにアドバイスや意見を出し合いました。
今回の講座を終えて,受講生からは,「面白かった,こういった文章を読み込む機会はなかなかないので勉強になった。」「ほかの受講生の現状が知れてよかった」などの声が聞かれました。
また,講師(ファシリテーター)を務めた武田先生からは,「今は,『教える人』がいて『教わる人』がいる時代ではない。誰かが誰かに「教えてください」と請えば答えが返ってくることではなく,今回のようにみんなで考えて勉強していくことが大切。」とお話してくれました。
今年度もチャレンジいばらき県民運動では,「コミュニティワーク実践講座」を開催します。
今回参加された,受講修了者の皆さんも,先輩として今年度の「コミュニティワーク実践講座」の受講生をサポートしてくれる予定です。
ご興味がある方は,ぜひお問い合わせください。詳しくは↓からご覧ください。
令和2年度 コミュニティワーク実践講座を開催します! | チャレンジいばらき県民運動
『コミュニティワーク実践講座とは』
急激な人口減少や超高齢化,人々の価値観やニーズの多様化,家族形態の変化など,私たちの暮らす社会の基盤が大きく変化しつつある今日,この茨城にも今までにない地域課題が広がりつつあります。
このような中,チャレンジいばらき県民運動では,県民,団体,企業,行政が手を繋いで支え合い,共助による新しい茨城の実現に向けて,社会の課題に挑戦する県民運動を展開しています。
これらを背景に,令和元年度より,新たな試みとして,身近な地域課題の解決を支援する人材を養成する「コミュニティワーク実践講座」を実施しています。
この講座は,共助社会の実現に向けた課題解決の手法を生部ための講義に加え,現地研修などの実践活動を通じて,コミュニティワーカーとしてのノウハウを習得するもので,多彩な講師陣を迎え,より実践的な人材の養成に取り組んでいます。
主催:チャレンジいばらき県民運動
企画・運営:NPO法人セカンドリーグ茨城 https://2nd-league-i.com/
協力:日本コミュニティワーク協会 https://j-com.jp/